新築戸建てを購入するとき、庭をどうするかはセンスが問われるスペースです。
全面コンクリートを敷いて駐車場にすることもできますが、子どもやペットが遊べるように庭にするのもいいでしょう。
この記事では、庭にするならどうデザインするといいのか解説します。
新築戸建ての庭はどうする?①人工芝を使うメリットとは
人工芝というと、いかにもプラスチックでできている、模造品をイメージする方もいるでしょう。
しかし、最近では天然芝と見間違えるほどリアルな人工芝も販売されています。
人工芝でも十分、おしゃれな庭になるのです。
人工芝を庭に使うメリットは、手入れが簡単なことでしょう。
フェイクグリーンなので、人工芝が伸びることはありません。
ダメになった部分を切り取って、簡単に新しい人工芝に変えられるのも利点です。
ただし、土の上に直接人工芝を敷いた場合は、雑草が人工芝のすき間から生えてくることがあります。
人工芝のデメリットは、導入の費用が高額な点です。
天然芝は1,000円/㎡程度ですが、人工芝は4,000円/㎡ほどかかります。
リアルな人工芝であればあるほど、費用は高額になるでしょう。
新築戸建ての庭はどうする?②天然芝を使うメリットとは
天然芝のメリットは、芝の種類によって四季を感じられる点です。
1年中緑の芝生にする方法もありますが、夏は緑に冬は茶色になるのがいいという方もいます。
自然の香りを漫喫できるのも、天然芝ならではです。
ペットを飼っている方は、ペットを芝生で遊ばせるかもしれません。
万が一、ペットが天然芝を食べても、除草剤などの薬品などを使っていなければ問題ありません。
また、人工芝とは違い、天然芝は地面の温度上昇を軽減してくれる作用が期待できるので、子どもを裸足で遊ばせることもできます。
天然芝は自分で芝の長さを決めて刈り込むことができる利点がありますが、定期的に芝刈りや雑草の草取りをするメンテナンスが必要なのが難点です。
手間がかかるのが、天然芝の最大のデメリットでしょう。
新築戸建ての庭はどうする?③砂利を使うメリットとは
砂利を使った庭はおしゃれで、砂利の種類を変えると庭の印象を変えることができます。
白い砂利を使えばスッキリとしたイメージに、グレーや黒の砂利を使えばモダンな雰囲気になるでしょう。
砂利を使った庭は歩くとジャリジャリと音がするので、防犯にもいいといわれます。
砂利のデメリットは、高額な点です。
どのような砂利を使うかにもよりますが、1万円/㎡ほどかかります。
また、庭と駐車場などの境界線に仕切りがないと、駐車場などに砂利が飛び出ていくかもしれません。
自分の家の敷地内に砂利が広がるのは問題ありませんが、隣地へ砂利が転がるとトラブルになる可能性があります。