
食洗機の設置工事って何をするの?
「食洗機を設置したいけれど、どんな工事が必要なの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
食洗機の設置工事は、選ぶタイプによって内容が異なります。主に「ビルトイン型」と「据え置き型」の2種類があり、それぞれ工事の規模や設置方法に違いがあります。
① ビルトイン型:キッチンに組み込むタイプ
ビルトイン型は、システムキッチンのキャビネット部分などに食洗機を組み込むタイプです。キッチンと一体化するため、見た目がすっきりするのが特徴です。
主な工事内容
・既存の収納キャビネットなどを取り外し、設置スペースを確保する。
・給水・排水管を食洗機に接続する。
・必要に応じて専用電源や電気配線を整備する。
・本体を固定し、試運転で水漏れや動作を確認する。ただし、既存のキッチンに食洗機を後付けする場合、キャビネットの加工や配管の変更が必要になることがあります。
・キッチンの構造によっては設置できない場合もあるため、事前の現地調査が重要です。
② 据え置き型:キッチンに置くタイプ
据え置き型は、調理台などに本体を置いて使用する。
主な工事・設置内容
本体を置くスペースを確保する。
分岐水栓などを取り付け、給水できるようにする。
排水ホースを適切に接続する。
必要な電源を確保し、試運転を行う。
機種によっては分岐水栓の取り付けが必要ですが、給水タンク式など工事不要で使えるタイプもあります。
ただし、電源や排水方法、設置スペースについては事前に確認しましょう。

食洗機の設置工事を行うメリット3選
① 新築時やリフォーム時なら、効率よく設置できる
新築住宅の建築時やキッチンのリフォーム時に食洗機を導入すると、給排水管や電源の位置をあらかじめ計画できます。
後から設置する場合に比べて、既存設備の変更やキャビネットの加工を抑えられる可能性があります。ビルトイン型と比べて、設置場所や機種によっては比較的簡単に導入できます。住宅購入時に食洗機の使用を考えている方は、間取りやキッチン設備を決める段階で相談しておくとスムーズです。
② キッチンを使いやすく整えられる
ビルトイン型なら、調理台の上に本体を置かずに済むため、作業スペースを確保しやすくなります。
また、キッチンの収納や調理動線に合わせて設置位置を検討することで、食器の片付けや調理後の作業も効率的に進められます。
③ 住宅の設備面での魅力を高められる可能性がある
食洗機は、家事の負担を軽減したい方にとって魅力的な設備のひとつです。住宅購入を検討する際にも、キッチン設備の充実度を判断する材料になります。
ただし、食洗機を設置しただけで住宅の売却価格が必ず上がるわけではありません。売却時の評価は、立地や建物の状態、築年数、設備全体の状況などによって異なります。
食洗機の設置工事を行うデメリット3選
① 本体代以外にも工事費用がかかる
食洗機の導入には、本体代に加えて設置工事費が必要になる場合があります。
特に、ビルトイン型の後付けでは、収納部分の加工や給排水管の変更、電気工事などが必要になると、費用が増える可能性があります。
購入前には本体価格だけで判断せず、現地調査を受けたうえで、工事費を含めた総額を確認しておきましょう。
② キッチンの構造によっては設置できない
食洗機を設置するには、本体を収めるスペースだけでなく、給排水設備や電源などの条件を満たす必要があります。
例えば、キャビネットの幅や高さが合わない場合や、配管の位置を変更できない場合などは、希望する機種を設置できないことがあります。
中古住宅の購入後に設置を考えている場合は、キッチンの型や寸法を確認し、対応可能な機種を選ぶことが大切です。
③ 工事中にキッチンが使いにくくなることがある
工事の内容によっては、作業中にキッチンの一部が使えなくなったり、給水を一時的に止めたりする場合があります。
また、収納キャビネットの取り外しや加工を伴う工事では、作業時間が長くなることもあります。
工事日を決める際には、当日の調理や食器洗いへの影響も考慮しておくと安心です。食洗機の設置を検討する際は、設備の価格だけでなく、キッチンの構造や給排水設備、電源の位置まで確認することが大切です。
特に中古住宅では、購入後に希望する設備を追加しようとしても、想定より工事費がかかったり、設置が難しかったりするケースがあります。
住宅を購入する前に「どんな設備を使いたいか」を考えておくことが、入居後の追加費用を抑えるポイントです。
食洗機の導入を検討している方は、住宅の購入・リフォーム計画と合わせて、設置の可否や費用を確認してみてくださいね!
