不動産を購入しようと考えているけれど、予算やどこに建てるかなど、さまざまな条件を満たす土地が狭小地だったというケースがあります。
狭小住宅でも気に入った家になるならそれでいいという方もいますが、なかには狭小住宅を恥ずかしいと感じてしまう人もいるのです。
今回は、そんな狭小住宅を恥ずかしく感じてしまう理由と、後悔しない家を建てるにはどうすればいいかについて解説します。
狭小住宅が恥ずかしい!理由は他人の目にあった?
念願のマイホームをようやく購入することになったけれど土地が狭く、まわりの目が気になったり、なんだか恥ずかしいと感じたりしてしまう方がいます。
そもそも狭小住宅に明確な定義はありませんが、おおよそ15坪以下の土地に建てられる住宅のことを狭小住宅と呼ぶことが多いです。
狭小住宅が恥ずかしいと感じてしまう理由は、他人から見てどう思われるかということを勝手に想像してしまうからです。
例として、人を家に招いたときに「狭い家だ」とか、「お金がないのかな」と思われたくないと感じるケースがあるでしょう。
また、子どもがいるご家庭であれば、狭くて不自由させてしまうのではないかという不安があるかもしれません。
そういった感情が恥ずかしいという思いに変わってしまうのですが、実際のところ、狭小住宅は建て方や工夫次第で圧迫感のない物件を建てられます。
狭小住宅は本当に恥ずかしい?後悔しない家を建てよう!
実はコロナ禍の今、戸建て住宅が人気を集めていますが、そのなかでも土地の価格を安く抑えられる狭小住宅は需要があるのです。
その大きな理由は、好立地に割安で家を建てられる点にあります。
狭小住宅であればわずかな土地を利用しますので、立地の条件が良い場所で生活できるメリットがあるのです。
土地が狭い分、固定資産税も安く済むというメリットもあります。
また、部屋ごとの面積はどうしても狭くなりがちですが、その分光熱費などを抑えられるため、生活を続けていく上では利点も大きいのです。
床面積が広くない分、掃除の手間は省けますし、家全体に目が行き届くため、管理がしやすくなります。
さらに、狭小住宅の場合3階建てにすることが多く、階層ごとにメリハリをつけて暮らせます。
狭小住宅に見せない対策として、可能な限り天井を高くすれば、狭さを感じずに生活できるのです。
このほか、ロフトやスキップフロアなど、さまざまな方法で間取りを工夫することによって後悔しない物件を建てられます。