マイホームを建てるなら、自分の理想を取り入れた家を建てたいと考える方が多いです。
自分の要望を取り入れた家を建てられることで人気の注文住宅ですが、自分で決められるという点が失敗に繋がりやすいこともあります。
建売住宅にすればよかったと後悔する前に、建売住宅のメリットやデメリットを今一度確認しておきましょう。
建売住宅にすればよかった?注文住宅で後悔した理由とは
外観や内装もオリジナルのものを取り入れることができる注文住宅ですが、注文住宅を建てたあとに後悔する方は少なくありません。
どうして注文住宅を建てたあとに後悔するのかというと、自由に家を建てられるという注文住宅の利点に原因があります。
自分のこだわりを詰め込めるため、機能性をあとまわしにした造りの家ができやすく、いざ生活をし始めると以下に挙げる例のように不便に感じる点が多く出てしまう可能性があるのです。
●団らんの場所であるリビングを広々と造ったせいで、他の部屋が狭くなって使いづらくなってしまう。
●必要な部屋を造ったものの、生活動線を考えていなかったため、無駄な移動が多くなってしまった。
●オプションなどを付けたことで、思った以上に費用がかかって住宅ローンの返済が苦しくなった。
●通気性が確保できていない間取りになってしまい、季節によって部屋が暑くなりすぎたり、寒くなりすぎたりする。
●間取りの設計について知識がないことで無駄なスペースができてしまった。
こうした失敗例があるため、注文住宅を購入するよりも建売住宅を購入すればよかったと後悔する方がいます。
建売住宅にすればよかったと後悔しないために!メリットとデメリットを確認!
建売住宅のメリットは、注文住宅に比べて手ごろな価格で購入ができる点です。
オーダーメイドではないことで費用が抑えられ、プロが考えた設計なので誰にとっても住みやすく、極端な不便さはまず感じることがない安心感があります。
また、すでに建物ができあがっているので、実際に中を確認でき、生活を始めた時のことを想像しやすく、すぐに住み始めることができる利点もあります。
反対にデメリットとなるのは、間取りなどがパターン化されていることで、個性的な室内を楽しめない点です。
自由な間取りを造ることはできないため、こだわりがある場合は気に入らないかもしれないデメリットもあります。
ただし建売住宅の安さは使用する部材を大量に仕入れていることなどが理由で、注文住宅より建売住宅のほうが劣るということはありません。
どちらを選ぶかは、それぞれのライフスタイルや好み、予算などさまざまなことを考慮したうえで決断する必要があるでしょう。