マイホームを購入する際、立地を重視する方は多いのではないでしょうか。
実際、立地の良さは生活のしやすさに直結する重要なポイントです。
しかし、どのような立地が自分に合っているのかを知るには、その場所のメリット・デメリットを理解しておく必要があります。
そこで今回は、家の隣に公園があるメリットとデメリット、注意点をご紹介します。
家の隣に公園があるメリットとデメリットとは?
家の隣に公園があるメリットは、実際に日当たりが良く風通しも良いことです。
公園がより日当たりの良い南向きにある家なら、そちら側にリビングを配置することで、明るく快適な部屋を作れます。
また、隣接した建物が少ない分、開放感を得ることも可能です。
さらに、公園の植栽が借景となり景色が良い点も、資産価値を保つ上で見逃せないメリットと言えるでしょう。
ただし、公園の隣にある家には、遊びやいたずらによる被害を受ける可能性があることを忘れてはいけません。
実際に、ボールで窓ガラスを割られた、塀に落書きをされたなどのケースがあるようです。
さらに、夜になると人が集まり、騒がしくなってしまう公園もあります。
夏には、花火で遊ぶために訪れる方もいるので、花火による煙や騒音がストレスになってしまうこともあるかもしれません。
また、公園から家の室内が見えてしまう可能性があり、防犯面やプライバシーの確保にも不安が残ります。
これらのメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った立地なのか改めて考えることが大切でしょう。
公園の隣にある家を購入する前に知っておくべき注意点とは?
公園の隣にある家を購入する前に知っておくべき注意点は、誰が管理する公園なのかを知っておくことです。
主に、自治体が管理する公園と住民が管理する公園の2種類に分けられます。
住民が管理する公園の場合、地区の所有物という扱いになるので、草むしりや遊具の管理などは自分たちでおこなわなければいけません。
このような近隣住民とコミュニケーションをとる機会を、メリットと感じるかデメリットと感じるかは人それぞれです。
公園の隣にある家にはさまざまなデメリットがありますが、売却時には希少性によって有利になることもあります。
デメリットに感じやすい点をメリットと感じる方や、何か問題が発生してもうまく対処しようという考えの方に向いている土地と言えるでしょう。
まずは、隣にある公園にどのような特徴があるのか調べることから始めてください。