メリットの多い角地に戸建てを設けたいと考えられる方は多いのではないでしょうか。
しかし、角地は必ずしもメリットばかりではなく、生活スタイルや住居に求めるものによってはかえってマイナスになることもあります。
今回は角地に戸建てを設けるメリットとデメリット、そして注意点について解説するので、ぜひ参考にしてください。
角地にある戸建てのメリットとデメリット
角地のメリットは以下の4つです。
●日当たりや風通しが良い
●開放感がある
●設計や間取りの自由度が高い
●資産価値が下がりにくい
角地は交差した2つの道に面しているため、2方向から光が差し、日当たりが良いです。
風通しも良く、洗濯物が乾きやすいのもメリットでしょう。
また、ほかの土地よりも建築条件の制約が比較的少ないため、設計や間取りの自由度が高くなります。
そのため、自分の思いどおりに戸建てを設計したい方におすすめと言えます。
例を挙げれば、日当たりの良い方向にリビングを設けたい、車の乗り入れがしやすい場所に駐車場を造りたい、などの場合に角地は適しています。
このようなメリットがあるため、角地は資産価値が下がりにくく、仮に売却することになっても高めの値段がつきやすいです。
しかし、これらは誰にとってもメリットになるわけではありません。
たとえば夜勤がメインの方の場合、日中の日当たりの良さはかえって睡眠の妨げとなるかもしれません。
また、需要の高い土地はそれだけ市場価格も高くなるので、入手にはそれなりの費用がかかってしまいます。
すなわち、角地が適しているかどうかはそこに住む方によって変わるのです。
角地にある戸建てを入手する際の注意点とは?
前述のとおり、角地にある戸建てを購入したり角地に戸建てを建てたりするのは、自身のライフスタイルを考慮する必要があります。
また、日当たりや交通量などは見落としがちなポイントなので、事前に調べておきましょう。
これらが角地を選ぶ際の注意点となりますが、何らかの対策をすることでデメリットを軽減・解消することもできます。
たとえば日中の睡眠対策として、遮光カーテンを利用するなどです。
遮光カーテンには1級から3級まで等級があり、1級のものであればほとんどが光を通さないので、安眠に効果が期待できます。